自分の意見を分かってもらうための3原則 ~半沢直樹の逆をやれ~

3
会社に所属していたり、組織の中にいると自分の意見を言いたくても言えないということが誰にでもあると思います。

ドラマ「半沢直樹」では、どれだけ偉い人に対しても、言いたいことをズバッと言い放っていて、見ていてスッキリしますよね。

あのドラマがヒットした理由の1つは、言いたいことが言えない現実に苦しんでいる人が世の中にたくさんいるからです。

いくら自分の意見が正しいものだとしても、組織の中でその正しさを伝えるというのは、とても難しいことなのです。

今回は、どうすれば自分の正しさを伝えられるのかについて書いていきたいと思います。

今回の話は、営業するときはもちろんですが、会社内で上司に自分の意見と伝えるときにも大いに役立ちますので、ぜひ参考にしてください

意見を分かってもらう3原則

自分の意見を分かってもらうための3原則は以下の通りです。

1.不機嫌でなく機嫌良く接する
2.否定せずに肯定する
3.勝とうとせずに仲間になる

この3つの原則は、ドラマ「半沢直樹」の逆になります。

半沢直樹は自分の意見を通すときには、自分の正しさを証明するために相手と敵対し、ものすごい剣幕で相手を否定します。

ただ現実は、ドラマのようにやってしまうと、かえって自分の意見は分かってもらえません。

それでは1つ1つ詳しくみていきましょう。

1.不機嫌でなく機嫌良く接する

笑顔
自分の意見を伝えるときに、
相手がなかなか分かってくれないとか、
こちらの意見を否定してくると、
思わず感情的になってしまい、
強い口調で必死になってしまうことがあります

ただ、感情的になってしまうと、相手も同じように感情的になってしまい、自分の意見を分かってもらえなくなります。

そうなってしまう理由は、感情の作用反作用の法則が働くからです。

物理で作用反作用の法則という運動法則があります。

作用反作用の法則とは、物体に力を加えると、同じ分の力が跳ね返ってくるという法則です。

例えば、大きな石を押すと、押した力と同じ分の力が石から手に跳ね返ってきます。

他にも、車が壁にぶつかったときなんかも同じで、車が壁にぶつかると、車の力で壁が壊れますが、同時に壁から車に同じ力が跳ね返ってきますので、車も壊れてしまいますよね。

押した力と同じ力が返ってくるという作用反作用の法則は、感情においても同じことが言えるということなのです。

怒りやイライラや恐れ、焦りのようなマイナスな感情を相手にぶつけると、相手からは同じマイナスな感情が返ってきます

逆に人にポジティブなプラスな感情をぶつけると、相手からもプラスの感情が返ってきます

人に怒りをぶつかると、相手からも怒りが返ってきてケンカになってしまうという経験は誰にでも覚えがあるのではないでしょうか。

上司に自分の意見を分かってもらいたいときに、不機嫌なときと機嫌の良いとき、どちらのときに伝えたいでしょうか。

当然機嫌の良いときに言いたいですよね。

作用反作用の法則を理解しておけば、

少なくとも、こちらが不機嫌になって相手に接することはなくなりますし、
逆にこちらが機嫌よく接することで、相手からもプラスの感情を引き出すということも可能になります。

自分の意見を伝えるときには、不機嫌ではなく機嫌良く接することが1つ目の原則です。

相手からどんな感情が返ってきてほしいのかを考えて、まずは自分がプラスの感情で接することを忘れないでください

分かってほしいときのセルフチェックポイント①

笑顔で機嫌良い状態か

2.否定せずに肯定する

まる
続いての原則は「否定せずに肯定する」ということです。

自分の意見を相手に分かってもらうときというのは、ほとんどの場合、相手にも意見があるんですね。

そうすると、相手の主張を聞いた時に、
「いや、そうではなくて、~なんですよ」
と相手の意見を否定して、こちらの正しさを主張する流れになりやすいわけです。

「でも」「しかし」のような逆接の接続詞を使ってしまうと、相手は自分の意見を否定されていると思います。

ただ、コミュニケーションにおいて重要な原則として、
人は誰でも否定されたくない
ものです。

否定されると、自分は軽く扱われていると感じ、自己重要感が下がってしまうのです。

自分の正しさを相手に分かってもらいたいのなら、相手の自己重要感を下げてはいけないのです。

だから、否定せずに肯定するということが必要になるわけですね。

なぜ他人を否定してしまうのかについては、こちらの記事に詳しく書いています↓↓
なぜ他人を否定してしまうのか

分かってほしいときのセルフチェックポイント②

言いたいことは、
「でも、しかし」の後ではなく、
「なるほど」「そうですよね」の後に言う

3.勝とうとせずに仲間になる

仲間
自分の意見を伝えるときには、こちらの意見が正しくて、相手の意見が間違っていると思いがちなのですが、

そうなると相手とは敵対関係になりやすいわけです。

ただ敵対関係になってしまうとこちらの意見はますます通らなくなります

まさに半沢直樹のように、相手を完膚なきまで叩きのめして、勝利するまでやり合わなければなりません。

だから、あくまでも相手と敵対するのではなく、仲間になることを目指さなければなりません

仲間になるには、どうすればいいのかということですが、
共感ポイントを作るということです。

ワンピースの麦わらの一味は、グランドラインを一周するという共通した目的を持っています。その上でみんなそれぞれが自分の目的も持っています。

なぜ仲間になれているのかというと、お互いの夢や目的を否定せずに、同じ目的も共有しているからです。

目的が同じ部分も違う部分もお互い共感し合うことができるから仲間になることができ、協力し合うことができるわけです。

人はそれぞれ考え方も違うし、意見も違います。
それが普通なのですが、でも別々の考え方の中にも何か1つでも共通する目的を持つことができれば、それによって仲間になれるのです。

だから、意見が対立したときには、そもそも目的は何かを確認しましょう

目指す場所が同じであれば、そこへ行く方法は色々あるものです

仮に行く方法において意見が違ったとしても、同じ場所を目指しているということをお互いが共有すれば、それで仲間意識が生まれるのです

分かってほしいときのセルフチェックポイント③

意見が違うなら、
「そもそも何のために」を確認してみよう

今回は、自分の意見を分かってもらうための3つの原則について書きました。

忘れてはいけないのは、どんなときでも機嫌良くいるということですね。

そして、否定しないことと、無理に勝とうとせずに、仲間になるということを忘れないでください。

半沢直樹の逆をやれ!ということですね。

ではまた(^^)/