半沢直樹に学ぶパワハラだと感じさせる会社の3つの特徴

倍返し
先日「半沢直樹2」の4話で、

半沢直樹のセリフの中で、以下のものがありました。

一、正しいことを正しいと言えること
一、組織の常識と世間の常識が一致していること
一、ひたむきで誠実に働いた者がきちんと評価されること

これってまさに組織の理想形ですよね。

理想と思えるということは、現実は違うということです。

今回はこの3つの理想を元にして、「半沢直樹に学ぶパワハラだと感じさせる会社の3つの特徴」について書いていきたいと思います。

ひたむきで誠実に働いたものが評価される?

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まずは、3番目の「ひたむきで誠実に働いたものが評価されること」からいきましょう。

この考え方はどうとらえるかによって、解釈が変わってきます。

例えば、「ズルばかりしていて、努力をしていない人よりも、まじめに努力している人が評価されるべき」と解釈すれば、まさにその通りだと思います。

ただ、頑張っている人がみんな評価されるべきかというと、実はそんなことないわけですね。

なぜなら、そこに結果という視点が消えているからです。

例えば、プロ野球のバッターで考えてみると、ひたむきに練習している人が評価されるのではなくて、試合で活躍している人が評価されますよね。

営業でも、頑張ってロールプレイをしたり、勉強している人が評価されるわけではなく、結果を出している人が評価されるわけです。

結果を出している人より結果を出していない人の方が評価されるなんてことは論外ですよね。

だから当然ですが、結果を出すということが、前提になる考え方ということです。

なので、「ひたむきで誠実に働いた者がきちんと評価されること」については、補足して覚えておいてください。

結果で評価されるものだが、仮に同じ結果を出している人でも、ズルして結果を出している人よりも、ひたむきで誠実に働いて結果を出している人の方が評価されるということです。

そして、この当たり前の評価がされないときに、会社への不信感につながってしまうわけですね。

現代人は承認欲求のかたまりと言ってもいいぐらいに、誰もが評価に飢えている状態です。

その理由については、こちらの記事をご覧ください↓↓

パワハラの仕組みを理解しよう

ひたむきに働いて結果も出しているなら、正当に評価されるということは、会社においてはとても重要なことなのです。

あなたの会社は正当に評価してくれる会社かどうか1度考えてみてください。

パワハラだと感じさせる会社の特徴①

正当な評価をしない

ぜひ覚えておいてください

組織の常識と世間の常識が一致している?

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3つのうち、最も根深いものは何かというと、2つ目の「組織の常識と世間の常識が一致していること」です。

組織の中で当たり前だと思っていることが、
実は世間の常識からかけ離れているということは、ほとんどの組織であることです。

これは、時代によって変わっていく考え方とか常識に、組織がついていけてないということが原因となります。

例えば、上司と飲みに行くということを考えてみても、昔と今では考え方が変わっています。

私が新卒だった20年ぐらい前というのは、飲み会を断るなんてことはありえないことでした。

上司と飲めるなんて光栄なことなんだぐらいのことを言われましたが、行けばお説教が始まるので、行きたいとは思いませんよね。

今でも強制的な会社もあるかもしれませんが、パワハラという言葉が生まれてからは、昔よりも断りやすくはなっていると思います。

そもそもお酒がそんなに好きではない人もいるでしょうし、
お酒が好きだとしてもお説教されて楽しくもなんともない飲み会に強制的に連れていかれるなんて最悪ですよね。

それでも飲み会を強制してくる会社というのは、その会社の常識と世間一般の常識がかなり離れてしまっているということなんですね。

強制するほどやる気をなくす

時代は変わっているのに、昔と同じことがいつまでも通用するかと言ったら、そんな普遍的なものはほとんどありません。

運動部で昔は水を飲んではいけないという常識がありましたが、
今の時代においても、「自分の時代はそうだったんだから、水は飲むなよ」と強制したら大問題になりますよね。

それと同じことを飲み会においてもやっているわけです。

そもそも飲み会なんて自由参加で、出たい人は参加すればいいし、行きたくない人は参加しなくていいものです。

それが普通の考え方ですよね。

心理学で言われていることですが、

<心理的リアクタンス>

人は自分の態度や行動を、自分で自由に選択したいと思っていて、

これが脅かされると、自由を取り戻したいという気持ちが強くなる

子供のころに親に「勉強しなさい!」と言われると余計にやる気をなくすことってありましたよね。

強制されると反発したくなるものなんですね。

だから、もしも飲み会に参加してほしいと思うなら、強制するのではなく、参加したくなるような、楽しいとか、役に立つような飲み会を普段からやっていればいいのです

強制ではなく、やる気を出させるようなやり方を考えたほうがよほど組織はうまくいくのです。

パワハラだと感じさせる会社の特徴②

すぐに強制する

正しいことを正しいと言える?

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最後は「正しいことを正しいと言えること」についてです。

実は、この原因の根本には「組織の常識と世間の常識が離れている」ということがあります。

上司の意見が明らかに間違っていて、本人にそのことを伝えにくいという経験はあなたにもあると思います。

軽いことなら言えると思いますが、上司がイライラしていて、理不尽なことを言ってきたときに、「〇〇部長、それは違いますよ」とはなかなか言えないですよね。

なぜ言えないのかというと、怒らせてしまうかもしれないし、嫌われてしまうかもしれないからです。

利己的なボスみたいな人に嫌われてしまうと面倒くさいことになるということは誰もが経験の中で知っているものです。

面倒くさいことというのは、
偉い人の言うことに従わなかったら、

怒鳴られる
無視される
明らかに周りの人よりも冷たい態度を取られる
などなどの嫌がらせを受けたり

挙句の果てには、
転勤させられる
辞めるまで圧力をかけ続けられる

などなど、まさにひどいいじめですよね。

だから、いくら自分の意見が正しいと思っても、「自分が正しい」なんて言えないですし、

明らかに上司の意見が間違っていると思っても、「いや、それは違います!」なんてことは、半沢直樹にみたいには言えないわけです。

その流れの中で多くの組織では、「正しいことを正しいと言ってはいけない」ということが常識になっていくのです。

また、昔ほどパワハラはひどかったので、上司自身が自分が若いころに、当時の上司から厳しいパワハラを受けていて、上司に口答えするなんてありえないことだと思っていたり

お世辞を言ったりして上司のご機嫌伺いをするのが普通だったという人も多くいるわけです

だから、自分が上司になったときも、部下にそれを求めるんですね。

それが常識だと思っているから怒るわけです。

さらに問題は、その常識が世間一般の常識と離れていることに疑うこともせずに、信じきっていることですね。

だから、部下がどんなに正しいことを言っていたとしても、絶対に自分の意見を曲げずに自分の正当性を無理やり主張して、自分の意見に逆らった部下に対して、怒ってパワハラをするのです。

半沢直樹みたいに、「正しいことを正しいと言えること」という信念を貫きたいという欲求は誰もがみんな持っています。
だからドラマを見てスカッとするんですよね。

でも、ほとんどの人は「自分にはできない」ということも知っているんですね。

実際、半沢直樹と同じことをそのままやってしまうと、さすがに組織で生きていけないですよね。

じゃあ、正しいことは言えないのか?ということですが、そんなことはありません。

ちゃんと言い方ってものがありますので、その言い方を学んでいきましょう。

どうやって自分の正しさを伝えるのかについては、こちらの記事をご覧ください↓↓
自分の意見を分かってもらうための3原則~半沢直樹の逆をやれ!~

パワハラだと感じさせる会社の特徴③

正しいことが正しいと言えない

ということで、今回は半沢直樹のセリフを用いて、組織のパワハラについて考察してみました。

ではまた