正しく反省するために知っておくべきこと
今回は「反省」についてです。
反省はなぜするのか
まずは、そもそも反省は何のためにやるものかを考えてみてください。
答えは、長期的に成長するためですよね(^^♪
当たり前のことですが、意外と忘れてしまうのです。
営業では、売れないと色々注意されたり、怒られたりしますから、
反省をするときに、上司に怒られないように、自分のプライドを守るために反省をしてしまうわけです。
その反省は、今の自分を守るための反省であって、ベクトルが自分に向かっているんですね。
これは反省というよりは、怒られないためのごまかしになってしまいますから、当然成長することはありません。
先ほど話したように、反省は「長期的に成長するため」にやるもので、今の自分ではなく、未来の自分のための反省なのです。
ベクトルは今の自分ではなく、未来の自分に向けるのです。
成長のコツ
人が成長するためには、PDCAサイクルを回していく必要があります。
このことは以前の記事でも書きましたが、おさらいをしましょう。
PDCAサイクルとは以下のサイクルになります。
Plan→計画を立てる
Do→実行する
Check→振り返る
Action→改善する
このPDCAサイクルを
正しく、早く
回転させていくことができれば、成長できない人は一人もいません。
ただ、このサイクルを回していくためには、燃料が必要となります。
その燃料とは何かというと
「自分は絶対に成長するんだ!」という強い気持ちです。
自分の成長にコミットすることで、
PDCAサイクルを回転させていく力になるわけです。
成長する!という強い気持ちは、どんな未来を描くのかということが重要になります。
明日、明後日のことばかり考えるのではなく、1年後、3年後、10年後の自分を描くことができれば、未来へベクトルを向けることができるようになります。
10年後まで行かなくても、少なくとも1年後や3年後ぐらいの自分を描いてみましょう。
成長できない2つのパターン
PDCAサイクルがうまく回らずに成長できないパターンは以下の2つです。
1 実行するだけで、正しく振り返ることができていない
これは、正しいやり方を知らないだけとも言えるので、知ることで解決する場合が多いです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください↓↓
無敵のPDCAサイクルの作り方
2 無意識に成長を阻害するマインドを持っている
これは、成長する!というコミットができていないことが原因になりますが、
ほとんどの場合、本人が気が付いていません。
だから、成長を阻害するマインドに気づき、そのマインドを意識的に変換していかなければなりません。
どんなマインドが成長を阻害するのかは、こちらの記事をご覧ください↓↓
まとめ
営業していると、どうしても日々の結果に一喜一憂して、売れれば「わーい」と喜んで、売れなければ「まずい~」と落ち込むということを繰り返していきます。
そんな毎日に流されて生きてしまうんですね。
8割ぐらいの人がそんな状況の中で営業をやっているわけです。
今回話した方法は、そこから抜け出して、成長できる自分を作っていくためのものです。
まとめますと、
まず、そもそも自分の未来を描けているかどうかです。
自分の未来に無関心でいて、とりあえず流されて生きてしまうと、長期的に成長しようという意欲さえも湧いてきません。
だから、未来を描くということから始めてみてください。
その上で、PDCAサイクルを正しく回す方法を知り、
自分の成長をストップさせてしまうようなマインドを変換していきましょう。
では、今回は以上です(^^