営業で成績不振から脱出する方法⑤ 自分の防御力を上げる

不調の悪循環

不調というのは、思うように契約が取れない状況が続き、
何をやってもうまくいかなくなる状況をいいます。

これは、契約がとれないことで、セルフイメージが下がり、自信を失い、

その結果として、言葉に力がなくなり伝わり方が弱くなってしまったり、
相手を理解する余裕がなくなってしまい、

さらに、自分は調子が悪いという思いから、一生懸命伝えようと頑張れば頑張るほど、売りたい気持ちが表に出てしまい、

ますます契約が取れなくなっていくという悪循環なのです。

今の流れをまとめますと、

契約が取れない現実
→セルフイメージの低下
→自信、やる気の低下
→話す言葉に力がなくなったり、相手を理解する余裕がなくなる
→さらに結果がでなくなる
→頑張って伝えようとすればするほど売りたい気持ちが表に出てしまう
→ますます売れなくなる

この問題は契約が取れないことではありません。

一番の問題は、結果によってセルフイメージを下げてしまうことです。

セルフイメージを下げてしまうから、悪循環にはまっていくわけです。

この悪循環から抜け出す戦いに勝つためには、
セルフイメージに対するダメージを最小限に抑えるなければなりません。

そのために必要なことは
相手の攻撃力を弱めることと、
自分の防御力をあげることです。

防御力をアップしてセルフイメージを守れ

画像の説明

前回の記事で、高いセルフイメージを再構築するためには、
付き合う人やインプットする情報を選択することが必要という話をしました。

これは、自分の環境という外側を変えて、その外からの攻撃を弱める対策となります。

そして今回は、外側からの攻撃から身を守れるように、自分自身の内側を強くして防御力を上げる対策です。

防御力をアップするということは、
要は自分の内面も変化させ、

環境や付き合う人がどんな人でもなるべく左右されないような強い自分を作るということです。

そのためには、そもそも知っておかなければならない前提があります。

その前提とは自分の力で変えられるものと変えられないものを理解しておくということです。

なぜなら、人がセルフイメージを下げる大きな原因は、そもそも変えられないものを変えようとするということだからです。

では変えられないものとは何かを見ていきましょう。

変えられないものの代表は以下の2つです。
他人
過去

他人は変えられない

画像の説明
セールスは自分の思い通りに相手を変えなければならないと思い込んでいる人がいますが、それはそもそも間違っています。

なぜなら他人を変えることはできないからです。

先ほども言いましたが、そもそも変えられないものを変えようとするからおかしなことになってくるのです。

相手を思い通りに変えられると思っている人は、

セールスでは、おおげさに相手に調子を合わせてお世辞を言ったりするし、

会社内やプライベートでは、恐怖を与えたり、泣いたりして、相手を変えようとしてしまうものです。

そしてそれが達成できなければ、相手をことさら責め立てて罵倒するか、逆に自分は能力が低いとか、誰も認めてくれないという思いにつながり、セルフイメージが下がっていくのです。

私たちが変えられるのは、他人ではなく自分を変えることです。

だからまずは、「他人を変えてやる」という自分の考え方を変えて、
その上で、相手が自分で変われるような働きかけが必要となるのです。

もしセールスで相手を思い通りに変えられないことで、セルフイメージが下がってしまうような時があったら、以下のことを思い出しましょう。

他人は変えることはできない。
変えられるのは自分だけ。
営業は相手を変える仕事ではなく、
相手が自ら変わるように働きかけることだ。

過去は変えられない

画像の説明
そしてもう1つの変えられないものは過去です。

セルフイメージを下げてしまうもう1つの大きな理由は、過去の失敗を思い出してしまうからです。

過去の恥ずかしい思いや、情けない思い、みじめな思いなど、マイナスな感情をともなう経験を思い出してセルフイメージを下げてしまうのです。

これは、変えられない過去の出来事を思い出し、自分で自分を痛めつけている状況です。

ただ、これも考え方を変えていきましょう。

私たちは過去の出来事を変えることはできませんが、
過去の出来事の解釈の仕方は自分で変えられるのです。

あなたが失敗だと思っている経験は、本当に失敗だったのでしょうか?

もし、失敗だと思うならば、そもそも失敗ってなんですか?

本人は失敗だと思っていることでも、他人から見れば全く失敗に映らないということはよくあることです。

要するに、失敗というのは、正しい定義なんてなくて、本人が失敗と思っているかどうかで決まるのです。

だから営業で成績が悪いということが失敗なのかと言ったら、あなたがそう思ってるだけなのです。

実際、うまくいかない経験があるから、人間は工夫するし、努力するわけですから、

成長するためには成績が悪いという経験も必要なことです。

だからもし、過去のうまくいかないことを思い出してセルフイメージが下がってしまうときには、以下のことを思い出しましょう。

過去の出来事は変えられないが、
解釈の仕方を変えることはできる。
失敗なんて存在しない。
あるのは長期的に自分を成長させる経験だけだ。

一番馬鹿らしいことは他人との比較

他人から言われたことを気にして、セルフイメージを下げるということは、
結局自分と他人を比べてしまうからです。

他人と自分を比べてしまうと、いつまでも満足などできません。
なぜなら、いくら自分のレベルが上がっても、自分よりもすごい人などたくさんいるからです。

では、どうすればよいのか。

ここで過去の解釈を利用しましょう。

過去の失敗を思い出してセルフイメージを下げるのではなく、
できない過去の自分を乗り越えることで、セルフイメージを上げていくのです。

だからあなたが常に意識すべきは他人ではなく、過去の自分だということです。

過去の自分よりも今の自分が成長していればよいのです。

他人と比較すれば、どうしても焦りの感情が生まれてしまいます。
別記事でも書きましたが、焦りの感情は、返って事態を悪化させてしまいます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください↓↓
営業の天敵!焦り対策5つのステップ

今回の話をぜひ参考にしていただき、不調からいち早く脱出できるようにしてください。

では、また次回です(^^)/