営業職に必要な3つのデザイン力
どうもこんにちは、小田です。
セールスと恋愛は似ています。
好きな人に付き合ってほしいと言い過ぎると、相手は逃げていきますよね。
セールスでも、買ってほしいと言い過ぎると逃げていきます。
なぜこのようなことが起きるのかというと、それは、この世の法則と言えるものがあるからです。
どんな法則かというと
欲しいものを直接追い求めると逃げていく
という法則です。
契約が欲しいときに、契約を追い求めてしまうと逆に契約は逃げていきますし、
恋愛相手もそうです。
お金が欲しいというのも同じで、直接追い求めると逃げてしまいます。
じゃあ、どうすればいいのかという話を今回の記事で書いていきたいと思います。
売れる営業の器作り
営業職をやっていると、売り上げのために契約を取るという表現をよく聞くと思いますが、本来契約は取るものではなく、
自ずと契約になるものです。
この考え方は、恋愛関係にも共通しています。
無理やり恋愛関係にもっていくものではなく、自ずと恋愛関係になるものです。
では、そうなるために必要なことは何でしょうか。
それは自分の器作りです。
器っていうと、訳が分からないかもしれませんが、
要するにふさわしい自分になることです。
望むものを手に入れたいなら、それにふさわしい自分になればよいのです。
そうすれば自ずと結果はついてくるものです。
よろしいでしょうか。直接求めるのではなく、それにふさわしい自分の器を作ることに目を向けましょう。
選ぶのは自分
それではまずは、ふさわしい自分になるための前提から理解してください。
まず理解していただきたいことは、
どんな自分になるのか、選ぶのは自分ということです。
- 成績が悪くて怒られる自分なのか
- 成績は良いが、無理やり説得してクレームの多い自分なのか
- 相手に気持ちよく買ってもらい感謝される自分なのか
どれを選ぶかはあなた次第なんですね。
だからまずは、必ず売れる営業にふさわしい自分になるんだ!と決めてくださいね(^^
では、売れる営業にふさわしい器を作るために必要な3つのデザイン力について書いていきたいと思います。
営業職に必要な3つのデザイン力は以下の通りです。
営業職に必要な3つのデザイン力
1 未来をデザインする力
2 感情をデザインする力
3 習慣をデザインする力
それでは、1から詳しくみていきましょう。
未来をデザインする力
まず最初にあなたの未来をデザインしていきましょう。
未来をデザインするために覚えておいてほしいことは、
未来は現在の延長線上にあるということです。
どういう意味かというと、現状からかけ離れた奇跡的な未来がいきなり降って湧いてくることはないということです。
ここで考えてほしいことは、今まで通りの生活を送っていくと、その延長線上には、どんな未来が待っているのかということです。
例えば、毎日スナック菓子を食べて、夜更かしして、運動不足という現在だった場合、
そのままの延長線上を予想してみると、病気になっているかもしれないですし、
その病気によって、思うように動けなくてイライラしたりなど、不健康な未来が予想できますよね。
ブラック会社にいながら、上司の愚痴をこぼしている現在だった場合、
未来はその延長線上の未来になります。
現在が変わらなければ、未来も変わりませんから
いきなり売れる営業に変化するような奇跡は起きません
だから、そんな暗い未来を変えるために、まずは未来をデザインする必要があるのです。
あなたの理想の未来はどんな未来ですか
例えば、
信頼が厚く、お客様からも会社内でも感謝されるような営業になる
ということでもいいですし、
さらにスケールを大きくして
会社に拘束されることなく自由に行きたい場所へ旅行に行ったり
やりたいことを我慢せずにできる時間的、経済的豊かさや
仲の良い人に囲まれて楽しく笑顔で生活できる精神的な豊かさのある人生でも構いません
とにかく自分が描く未来をできるだけ具体的に描いてください。
未来をデザインすることが重要な理由
まず最初に未来をデザインしていきますが、これがなぜ重要なのでしょうか。
それは、人間は頭の中でイメージできないことは実現できないからです。
すべてのものは2度創られる
という言葉を聞いたことはありますか?
どういう意味かというと
人間はまず、頭の中でイメージして、そのあと現実でイメージしたものを実現していきます。
頭の中で1度目が作られ、そのあと現実で再構築されるわけですね。
例えば、新築の家を作る時も、いきなり作ろうとはせずに、頭の中でイメージしたことを設計図に詳細に落とし込んで、そのあと現実に作り始めますよね。
理想の未来も、まずは頭の中で1度目の創造をするかしないかで、実現する確率が大きく変わっていきます。
感情をデザインする力
2つ目の力は、感情をデザインする力です。
感情をデザインするとは、感情に振り回されない自分を作るということですが
具体的方法については、こちらの記事をご覧ください↓↓
ここでは、売れる営業にふさわしい自分になるために、感情がどんな影響を及ぼすのかを書きたいと思います。
感情をデザインすることは、2つの理由で重要になります。
1つ目の理由は、感情によって、行動のブレーキを踏んでしまうからです
どういうことかというと、理想の未来をデザインしても
怒りや不安、失望、あきらめなどの負の感情があると行動できなくなってしまいます。
感情がブレーキとなり行動が止まってしまうわけです。
また、感情が重要なもう1つ理由は、良い人間関係の構築には、感情のデザインが必須になるからです
感情がデザインできないと、人間関係の構築がうまくいかなくなってしまいます。
営業は、人間関係を構築する仕事ですから、感情に振り回される人は
売れる営業にふさわしい自分になることはできません。
行動のエネルギーと人間関係も良くするためにも感情のデザインをマスターしていきましょう。
習慣をデザインする力
最後は、習慣をデザインする力です。
頭の中で理想的な未来を描いただけで終わってしまうと、
ただの現実離れした理想を語っているフワフワした人になってしまいます。
「トップセールスに俺はなる!」と息巻いているだけで、
現実は努力せずに愚痴ってばかりだったら、口だけ番長だと思われてしまいますよね。
未来をデザインした後は、実際に行動して習慣化していきましょう。
そこで大事なことは、
行動しなければ現実は何も変わらないということです。
頭の中で描いたことを、現実世界で実現させるためには、行動が必要になるということですね。
その行動を継続するために必要になるのが習慣をデザインすることです。
なぜ習慣が必要なのかというと
習慣になっていないことは、継続して行動することができないからです。
習慣化は大変だと思うかもしれませんが、
そもそも楽に簡単に実現できることなんて、この世の中に1つもありません
営業成績をアップさせることや、恋人を見つけること、運動やダイエット、禁煙や早起き、老化防止など、習慣化する難易度はそれぞれ違いますが、
このトークさえ言えば相手は必ず欲しがる!とか、
ただこれを飲むだけでダイエットできます!とか、
そんなものは普通に考えてあり得ないわけです。
「この薬を飲むと算数ができるようになるよー」と言われて、信じる人はそんなにいないですよね。
でもそれとなんら変わらないことが世の中にはたくさんあるんですね。
あなたの理想とする未来にするためには、これまでとは違った行動の積み重ねによって流れを変えていく必要があります。
その毎日の行動を積み重ねるためには、感情をデザインしながら習慣化して、自動的にできる自分を作り上げていかなければならないということなんですね。
習慣化の具体的方法はこちらの記事をご覧ください↓↓
まとめ
今回は、営業職だけでなく、目指すものがある人全員に共通することを書きました。
営業職に必要な3つのデザイン力
1 未来をデザインする力
2 感情をデザインする力
3 習慣をデザインする力
上の3つの力によって、まずは売れる営業になり、それが達成できたら、
もっと自由にいきていけるようにさらに未来のデザインを更新していきましょう。
今回は以上です。ではまた(^^)/